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12/3土曜日の午後はパース本科第10回目の授業が行われました。
マーカーを中心にパステル、色鉛筆を合わせて使用する着色方法 の授業、パース本科のこの授業は毎回、山本一身先生をお招きして、 マーカー着色の道?十年のプロのテクニックを教えていただいて います。 とはいえ、授業の方は基本的なマーカーの特徴から、それを生かした 着色技法、また、より豊かな表現のために、パステルや色鉛筆 と併用するテクニックなどを行います。 ご担当くださった山本一身先生。 宮後学長とは、お2人がお若い頃からのお知り合いで、手描きパースの世界で 切磋琢磨された仲とお伺いしています。 マーカーはそれさえあれば、特別な画材の準備も必要がないので、実際に お仕事の現場でも、よく使われている着色道具です。マジックみたいな感じ で気軽に使え、塗り重ねていくことで、グラデーションが表現できたり、 少しコツをつかむと、とても豊かな表現が可能になります。 さらに、コラムではパステルや色鉛筆との合わせ技!?もお教えしており、 これは毎回とても皆さんに喜んでいただける内容となっています。 パステルは、こんな風に紙にこすることで削って使用します。 その粉をコットンに含ませて、塗り重ねることで淡い繊細なグラデーション が表現できます。 先生の実演の後は、いよいよご受講生の皆さんの実習です。 一身先生の授業は「とにかく思うようにぬってごらん」という感じなので、 床、壁、天井など基本の構造の部分は皆さんベーシックな色で、同じように 仕上がるのですが、家具、インテリアファブリックなどの着色では、カラー の選択が人それぞれで、出来上がりはすごく個性の出る楽しい作品になります! 床、壁、天井などここまでは、皆さんほぼ同じ感じに仕上がります。 いったん、ここで先生のチェックを受け、OKが出たら、ここからは 皆さんの個性が爆発する時間に突入します!笑 完成は・・・ こんな感じ!! 男性ならでは!?のブルーを基調としたインテリアの さわやかなお部屋に仕上がりました! 他の方はピンクやイエローを使ったパステル調、グレイと真っ赤を使ったモダン な雰囲気と、本当にそれぞれの個性が出て、同じ下描きとは思えない仕上がりに! また、インテリアの配色などは、お仕事でコーディネートに携わっていないと、 なかなか自分で考えることもないかと思います。その意味では、インテリアの 配色レッスンというか、ご自身の配色の傾向を知る機会になったのではないかな、 とも思います! 授業終了後はもちろん、皆さんで作品の見せあいっこです! 「らしい!」「らしくない!」で大変盛り上がっておられました笑 いよいよ本科の授業もあと2回です。 来週からは最終段階、修了作品の制作に入ります! これまでの授業の集大成、皆さんがんばってまいりましょう!!
by column-school
| 2011-12-05 19:03
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